叔父から時々ナンプレの問題がメールで送られてきます。新聞に掲載されている問題だそうです。わたしはナンプレの解き方を知らなかったのでそのままにしていたのですが、これがなかなか解けないという問題が送られてきたので、解法プログラムを組んでみました。すると2秒くらいで解答が得られました。
ネットでもっとも難しい問題を探すと、人にとって難しいものとコンピュータにとって難しいものがあることを知りました。コンピュータは決められた順番に考えていくのに対して、人は埋められた数字のパターンを見ながらあちこち考えていく。まず人にとって難しい問題をプログラムに解かせると、24秒もかかりました。(インタープリター形式の数値計算ソフトなので実行速度は遅い)
プログラムは雑誌や新聞の問題を画像として取り入れて解けるように、文字認識するようにしています。(認識率それほど高くありません。郵便局のシステムはすごい!)
次にコンピュータにとって難しい問題をやってみました。スーパーコンピューターで作成されたそうです。
さすがにスーパーコンピューターで作成されただけあって、何と1206秒もかかってしまいました。(気長!)この問題は人間が解くと、50分くらいで解けるそうです。人間、えらい!
さて、ちょっと気まぐれに数字の配置を縦横ひっくり返してみました。(転置といいます)その配置で解いた後、また元通りにひっくり返せば解けたことになります。これはスーパーコンピューターの裏をかく解き方です。すると、2秒以下で解けてしまいました。まんまと裏をかいたわけです。(ちょっとできすぎか?)ちなみに最初の問題を同じようにひっくり返して解くと、950秒もかかってしまいました。ナンプレにはAIを使った解法などもあるようです。
パズルの世界は奥が深いです。