3月20日に思い出すこと

95年3月20日といえば、地下鉄サリン事件。
何度かブログに書きましたが、米国赴任から帰国し、会社の寮に一時滞在していました。20日は丸の内にある本社の海外人事課へ帰国後の手続きをしなければならないのに、すっかり忘れて元の職場のある大井町へ行ったのでした。
本社に行っていたら、営団地下鉄を使うので事件に巻き込まれた可能性がありました。
人事課では来るべき人間が来ないので、事件に巻き込まれたかもしれないということで大騒ぎ。当の本人は久しぶりに職場の同僚たちと再会したので、今夜みんなで飲みに行きましょうなどと、馬鹿話をしていました。
人事課は実家にも連絡したようですが、とにかくわたしの所在が分からない。
何も知らないわたしは職場仲間と飲みまくり、寮に戻ったのは午前一時でした。
その時はじめて自分がたずね人になっていたことを知りました。
米国にいたのでオウム真理教のことをほとんど知らず、浦島太郎のような存在でした。
電車内での切り付けやガソリン放火など、注意していても被害を被る可能性がある。
一番は、人の多いところに出向かないことですね。
田舎暮らしが安全。地震など自然災害を除いて。

今の日本、どこにも安全はないか!