ダイソースピーカー改造(ファイナル)

ダイソーの300円スピーカーはすでに店頭にはなく、買いだめしておいた貴重な1セットをファイナルデザインに使いました。

共鳴管+バックロードホーンのような構造で、楽器のようにあえて箱鳴りさせています。音を鳴らすスピーカードライバーが3ワットと非力なので箱の六面から音を響かせるため、管部をスタンドとして使っています。つまり底板にも鳴ってもらってます。またスピーカードライバーとバックロードの出口をできるだけ近付けて、音源が一点に近い構造にしています。

弱小スピーカーですが、高音から低音まで室内で聞くにはまあまあの性能ではないかと思ってます。

スチュアート君です

スピーカー製作で音楽を聞く時間が倍増しました。特にジャズとクラッシック。そして一つ一つの音を丁寧に聞くようになりました。今まで意識していなかったことです。同時に加齢によって聴力が衰え、低音と高音がよく聞き取れていないこともよく分かりました。

スピーカー製作は波動や電磁気学など物理や木工の勉強になるので、高校の授業で実習すればよいと思いますが、そんな学校はほとんどないのでは?このスピーカーの材料費など2000円弱ですが、数万円のスピーカー並みの音が出るので生徒も必死こいて勉強し、設計・製作すると思うのですが・・・。