卒業ソング

この時期、卒業ソングがテレビやラジオから流れてきます。
それらは日本の歌ばかりですが、この洋楽も強く印象に残っています。

Luluの「To sir, with love」
子供の頃、映画「いつも心に太陽を」でLuluが歌っていたシーンが思い出されます。
一人の人間として子供たちと接したシドニーポアチエ扮するサッカレー先生も心に残っています。
生徒たちをロンドンの町に連れ出し、博物館を訪れるシーン。
そしてロンドンの町の風景。背景に流れる音楽。
はじめて大英博物館を訪れたとき、感慨深いものがありました。

今改めてYoutubeでそのシーンを見ると、2番の歌詞がLPレコードと異なっていることに気付きました。調べると、映画ではLPレコードにない2番が歌われていました。
何十年も経ってから知ることって一杯ありますね。
古典、それは古くて新しいもの。
だからいつまでも生き続ける。

ここにフルヴァージョンの歌詞を載せます。

To sir, with love

Those schoolgirl days of telling tales and biting nails are over
楽しいおしゃべりをしたり、悩んでつめを噛んだりしたこの学校生活も終わるの
But in my mind I know they will still live on and on
でも心の中で思い出がずっと生き続けると思うわ
But how do you thank someone
Who has taken you from crayons to perfume
子供だったあなたを大人にしてくれた大切な人に、あなたならどうやって感謝の気持ちを表すかしら
Oh it isn’t easy but I’ll try
簡単じゃないけど、わたしやってみる
If you wanted a sky
空が欲しいというなら、
I would write across the sky in letters
空一杯に記すの
That would soar a thousand feet high
高さ千フィートもある文字で
To sir, with love
先生に、真心を込めて、と

Those awkward years have hurried by.
このぎこちない日々は走り去ってしまったわ
Why did they fly away?
どうしていっちゃったのかしら
Why is it, Sir,
先生、ねえどうして
Children grow up to be people one day
こどもたちはいつか大人になる
What takes the place of climbing trees, and dirty knees in the world outside?
木登りしたり、外でひざを汚したりする代わりに何が起こるの
What is there for you I can buy?
大人の世界であなたのために何を手に入れることができるのかしら
If you wanted the world,
もし世界が欲しいというなら
I’d surround it with walls. I’d scrawl
世界を壁で囲って落書きするわ
In letters ten feet tall
十フィートもある文字で
To Sir, with love
先生に、真心を込めて、と

The time has come for closing books
教科書を閉じるときが来たわ
And long last looks must end
学校を見納めるのもおしまい
And as I leave I know I am leaving my best friend
ここを去るってことは親友ともお別れってことね
A friend who taught me right from wrong
善悪の違いを教えてくれた友
A weak from strong, that’s a lot to learn
強いこと弱いことの違いも教えてくれた、そうたくさんのことを知ったわ
What can I give you in return?
お返しに何をあげればいい
If you wanted a moon
月が欲しいというなら
I would try to make a start
頑張ってみるけど
But I would rather you let me give you my heart
でもこの思いを伝えたい
To sir, with love
先生に、真心を込めて、と

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